2014年2月25日、長男が誕生しました。
僕たちはその子に「奏空(そら)」という名前をつけました。
そこには、約2か月間悩み抜いて込めた願いがあります。
「そら」という名前に込めた直感
実は「そら」という響きは、最初から自分の中で決まっていました。
男の子だとわかった時点で、妻の候補は……正直フルシカト(笑)。
だってもし元カレの名前と被っていたら、父親としてはたまったもんじゃないですからね。(ここだけの話ですw)
漢字を探す2か月間
「そら」という響きは決まっていたけれど、どんな漢字を当てるかは悩みに悩みました。
辞書をめくり、姓名判断の本を読み、夜な夜な妻とノートに漢字候補を書き出しては話し合う…。
「当て字でもいい。でも意味をしっかり込めたい」──その思いだけで、約2か月間を過ごしました。
奏 × 空 に込めた願い
「奏」は“かなでる”“もうす”と読むのが一般的。音楽や物語を紡ぐイメージがあります。
「空」は“そら”“から”といった読みで、どんな時も人の上に広がる安心感の象徴です。
この二文字を合わせた「奏空」には、
- 家族の物語を奏でる存在になってほしい
- 嬉しい時も悲しい時も、見上げればそこにある空のように、誰かの支えになれる人になってほしい
そんな願いを込めました。
名前が決まった瞬間
何度も候補を書き出した末に「奏空」に決まった瞬間、心の中でスッと道が開けたような気持ちになりました。
妻も「それだね」と笑ってくれて、二人で安堵したのを今でも覚えています。
親としてのイメージ
僕の中で「奏空」という名前は、クラスの人気者のように周りを明るくし、自然と人が集まるイメージ。
空っぽでもいい、ゼロからでも人に何かを奏でられる人になってほしい。
そんな思いを、25歳の当時の僕は託しました。
これから命名を考えるパパ・ママへ
子どもの名前には、親の想いと未来への願いが込められます。
悩んで、迷って、時間をかけた分だけ、その名前は特別なものになるはずです。
僕にとって「奏空」は、家族のスタートを象徴する最初の物語でした。
まとめ
長男の名前「奏空(そら)」には、家族をつなぎ、周りを支えられる人になってほしいという願いを込めました。
これから命名を考える方の参考や励みになれば嬉しいです。
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